業務連絡! 僕がとても大切に想える作品(^^)/

この小説を初めて読んだ時、僕は「これは大切にせねばならない」そう強く感じました。

小説と言うのはある種消耗品です。次から次へと消費されます。それはとても正しい事ですが、もう一段階上の価値観としてに「コレクションとして大切にする」という想いです。電子書籍でなく、これはリアルな紙媒体で買って、部屋の本棚に飾る。それが部屋にあるだけで幸せ。文庫化されたら、僕は絶対にそうする。

なぜそう思えるかと言うと、面白いの先にある「愛したくなるキャラ」が続出するとんでもない小説なのです。僕は全キャラが大好き。こういう作品は中々ないです。コメント欄でついこの主人公の口癖を書く事が多くなりがちです。

この作品は主人公の一人称で語られますが、その跳ねっぷりが見事で読んでいて何度笑わされた事か。センスが頭一つ抜けてます。

そしてそんなギャグかと思えば、とても感動的な胸を打つ回もあり、バトルシーンがこれまたカッコいい。そして物語は一切中だるみせず、ずっとその面白さをキープしている。

その理由は作者様の人柄にあると思います。とても誠実に書かれております。稀有な才能をお持ちの方が、ご自身の作品にとても深い愛情を注がねば、これ程の完成度は生まれません。

この作品はまだまだ広く世に知られ、まだまだ多くの需要を勝ち取れる、そんな絶大なポテンシャルを軽々と秘めております。万人に受けると言っても過言ではない間口の広さがあります。この作品を嫌うと言う発想を、僕は中々想像出来ません。

だから、お勧め致します。

お読み頂ければ、僕のこの楽しさを理解して頂きます。一緒に語れる人が増えたらいいなぁ、そんな事を考えています。是非、一読されて見て下さい(^^)/

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