敏腕刑事、後宮の美少女に憑依! 今度こそシリアルキラーを捕まえてやる!

冒頭、ゴリゴリのハードボイルドなシーンから物語は幕を開けます。
刑事である獅子王は、とあるシリアルキラーを追い詰めます。そして、ビルから転落、目覚めた先は、なんと中華王朝の後宮。
彼は重いものなど持ったことのなさそうなお姫様に憑依してしまいました。
戸惑う獅子王ですが、その後宮で、シリアルキラーの痕跡を見つけます。なんと、犯行の手口が一緒なんです。

男口調で品がなくなり、明らかに様子のおかしくなったお姫様に混乱する周りの女官や宦官たち。ですが、今度こそシリアルキラーを捕まえなければと全く役に立たない弱々の肉体で宦官たちを従え、彼は誰がシリアルキラーに憑依されているのか必死で捜査するのです。

さて、ミステリー仕立てで、イケメン宦官たちの活躍も目を見張るものがあります。
それから、皇太子。様子のおかしくなった自らの側室に彼は興味を持って接近し始めます。
そんな男性陣を男性目線で評価、査定する獅子王がとにかく面白いです。

ここからは、ぜひご自身で物語の行方を追っていただきたい、おすすめの一作です。

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