【条件あり】3話まで読みます。場合によっては感想やレビューも書きます編
〈企画概要コピペ〉
今回は「カクヨムコンに参戦予定の作品」をとりあえず3話まで読みたいと思います。ただし細かい条件付きで。
−条件−
・1人1冊まで
・私の近況ノートに「作品名」「作品名URL」を貼り付けること
近況ノートURL→https://kakuyomu.jp/users/Mei_tadanogi/news/16817330664685784739
☆★☆
今年も告知がきましたね。そうです、年に一度のビッグイベント、カクヨムコンです! それに先立ちまして、今回はカクヨムコンに参加される作品のうち、私が特に素敵だなって思ったお話を2つ紹介させていただきます! この週末にぜひご一読下さい!
【1冊目】
〈作品データ〉
作品名:鬼のいぬまに
作者様:しまうま様
こんな人におすすめ:和風ファンタジーが好きな方、繊細な雰囲気が好きな方、腰を据えてじっくり読みたい方、読みやすく綺麗な文体が好きな方、推しを作りたい方、穏やかな日常の幸せを噛みしめたい方
あらすじ(作品より抜粋)
1人の青年がいた。槍を担ぐ旅人である。
ある日のこと、彼の滞在した町を二体の鬼が襲う。鬼を唯一封じることの出来る封師達が来るまでのあいだ、彼は町人達を守るべく鬼の前に立ちはだかった。
しかし、彼の秘密が事態を最悪のものにする……。
〈すばらしさを300字以内で語る〉
~鬼を宿した青年と歩む一期一会の旅路~
精緻な世界観を色鮮やかな文章で綴った、絵巻物のように上品で、かつ力強さを感じるお話です。
舞台は人食い鬼がいる日本。主人公の鷹丸さんは心優しい青年です。しかし、体に全てを喰らう鬼「餓鬼」を宿しており、餓鬼は鷹丸さんの意思を無視して人を食べてしまいます。鷹丸さんが善良な人なだけに、その絶望は読んでいて心が痛くなります。鷹丸さんはヒロインの晴姫様と共に餓鬼を封じる旅へ出ますが、どうか最後は幸せになって欲しいです。
敵である鬼も悪人ばかりではありません。中には人との共存を目指す鬼もいます。
全てのキャラクターにしっかりとした背景があり、感情移入できます。人も鬼も、みんなのことが好きになれるはずです!
作品URL→https://kakuyomu.jp/works/1177354054888578336
【2冊目】
〈作品データ〉
作品名:アメリカ北部のJCが、イケメン探ししてたら南北戦争に巻き込まれた!
作者様:蜂蜜の里様
こんな人におすすめ:南北戦争に興味がある人、解説付きで歴史小説を読みたい人、世界史が好きな人、勇敢な女の子が好きな人、知的なお姉様が好きな人、連載されたばかりの作品を追いかけたい人
あらすじ(作品より抜粋)
南北戦争開始時から始まります。
独立戦争前夜を舞台にした小説「モヒカン族の最後」をオマージュ。
特に、主人公たちは中の登場人物である「コーラ、アンカス、アリス、ヘイワード少佐」がモデルです。
~女子中学生の目線で語る、予備知識なしで楽しめる南北戦争戦記~
名前は聞いたことあるけど、どんなものだったのか、いまいち知らないであろう南北戦争。この物語は、そんな南北戦争を女子中学生の目線で語るお話です。
主人公アニーは父が将軍のお嬢様。絶賛彼氏募集中の、イケメン好きな元気な少女です。パーティーで未来の彼氏を探す予定でしたが、なんだか大人たちはいつもと様子が違います。それもそのはず。奴隷制度の是非を巡った戦争がすぐそこまで迫っているのです! 学校は閉鎖され、家が敵勢力に襲われ、アニーの楽しい「日常」はだんだん壊れていきます。両軍50万人以上の死者を出したと言われる最悪の戦争の果てにアニーが何を見るか。続きが楽しみな作品です。
歴史用語のすぐ近くに解説があるのも推しポイントです。
作品URL→https://kakuyomu.jp/works/16816927861851827000
【総評】
今回の収穫
・参加作品→24冊
・良書→7冊
・性癖に刺さった作品→1冊
・完読(連載中は最終話まで)→4冊
※一部重複してます
➡普通
今回は「私の好きなタイプの話か」という趣味目線と、「カクヨムコンで受賞・または良い線まで行けるか」というレビュワー目線で読ませていただきました。そのため、比較的賞を取りやすいと思われるなろう系、および配信系は私の地雷なので含まれておりません。
前回が百合(女性バディ)縛りだったのですが、百合以外にも手を伸ばした企画としては納得の結果です。妥当だと思います。読みたかったタイプの話にもいくつか出会えたので、企画を開いた意味はありました。何より皆さんのお人柄が良く、こちらとしても企画の運営がしやすかったです。
前回も書いたと思いますが、カクヨムは他サイトと比べて作品の質が高いです。支離滅裂な展開はありませんし、読書に支障をきたすような大量の誤字、または専門用語の嵐もあまり見かけませんでした。それだけでありがたいです。
好きと地雷を明確に晒したおかげか、世界観が作りこまれているファンタジーが多かったですね。異なる美しい世界をつまみ食いできる、贅沢な体験をさせて頂けました。勿論、普段読まないタイプの小説にも触れることが出来ましたので、良い機会だったと思います。
ただ、カクヨムコンで受賞・または良い線までいけるかどうか、という目線で考えた時にいくつか惜しいと思う点もありました。それについては、創作論の方で後日書かせて頂こうと思います。※あくまで個人の感想ですが。
(皆様のコメントに頼り切った創作論はこちら→https://kakuyomu.jp/works/16817330664083608563)
最後に。皆様、この度は企画に参加していただき、ありがとうございました。そしてお疲れさまでした! カクヨムコンまであと2か月ほどありますが、盛り上げて参りましょう!
乙女論 唯野木めい @Mei_tadanogi
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