最終話としてのおまけです
https://kakuyomu.jp/contests/kakuyomu_web_novel_009
例年より少し早めの5/28に最終結果が発表されました。
これを見ればわかるように、ここ数年の傾向に全く変化がありません。相変わらずのキーワードがずらっと並んでいます。
この潮流はまだまだ続きそうです。第10回もこれらのテンプレ的要素が必須であり、そこにどれだけのオリジナルエッセンスを加えられるか、でしょうね。
何度か参加された方なら既にお見通しでしょう。そもそもこのコンテスト、ほぼほぼプロ作家の拾い上げです。特に人気の高い異世界ファンタジーやラブコメなんてその最たるものです。
異世界ファンタジー大賞→プロ作家
ラブコメ大賞→プロ作家
共にプロ作家が大賞を受賞しています。それ以外の部門の大賞はさておき、特別賞もずらっと並んでいますね。
とはいえ、全てがプロ作家ではないので、少なからず可能性があります。潮流に乗って頑張れば、大賞は難しくても特別賞に手が届くのではないか、とも思えます。
また、やはり狙い目となる部門もありますね。
第9回は特に現代ファンタジーが厳しかったです。魔界の異世界ファンタジー以上の最終突破率でした。
さらには中間選考は、運営基準を超えた作品は規定違反を除き通過できます。読者選考期間でいくら☆とフォロワー数を稼いでも、そのランキングが最終選考では通用しないということですね。
当然、ここからはレーベルごとの編集部基準があり、そのお眼鏡に叶わない作品はいくら☆等が多くても落選します。
裏を返せば、既にプロ作家になっている方の作品はこういった部分もしっかり押さえているからこそ、という見方もできます。
受賞を目指すための条件は前回の「第10回カクヨムコンに向けて」で触れてもいるのでそちらを参照いただくとして、大賞受賞作の選評をしっかり読み込んでもらえれば、編集部が何を望んでいるか、だいたい見えてくると思います。
第10回カクヨムWeb小説コンテストを目指す方は、これらを踏まえたうえでしっかり準備してください。
私はたぶん参加しないと思います。貴重な読み専票を皆さんの素敵な作品に投じたいと思います。もちろん作品は作ろうとは考えていますが。
第9回カクヨムWeb小説コンテストに参加された皆さん、本当にお疲れ様でした。
そして第10回カクヨムWeb小説コンテストを目指す皆さん、是非とも頑張ってください。
ここまでお読みいただき有り難うございました。これにて完結です。
傾向と対策!カクヨムコンはもう始まっている!? 水無月 氷泉 @undinesylph
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