主人公と共に 消えることのない「愛」を再確認する物語

目に見えない「愛」というものを、誰もがふと感じて、胸を温めることがあるでしょう。

しかし人は、その愛も、何かのきっかけで見失うことがあります。死別は、その最たるものだと思います。
どんなに素晴らしい出会いと絆も、訪れる“死”というものからは逃れられません。その苦しみや悲しさに、胸を温めていたはずの愛は、鳴りを潜めてしまうことがあります。

でも、それは決して消えることはないと思うのです。

主人公が愛を取り戻す瞬間、きっと読んだあなたも、共に涙することでしょう。
日常に埋もれがちだった想いも、胸の奥から溢れ出し、自分の中にも多くの愛があると感じられるのではないでしょうか。

どうか、読んで、感じて下さい。

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