『おにぎりぴより』読んでいるうちに、まるで自分の掌に文鳥たちがちょこんと乗ってきたような、そんな温もりを感じました。この作品は、ゆるやかで優しい空気の中に、命の尊さと絆の不思議さがふわりと溶け込んでいる一冊。名前を呼びたくなる三羽の文鳥たち、それぞれの仕草や反応がいちいち可愛くて、声を出して笑いそうになりながらも、時折ほろり。作者さんの目線がとにかくあたたかいんです。ときどき挟まれる語りかけのようなユーモアも心地よくて、読むたびに肩の力が抜けていくようでした。
とびきり愛おしくて、思わず深呼吸したくなる、そんなエッセイでした。あなたの暮らしにも、そっと優しい羽音を運んでくれるはずです。ぜひ、読んでみてください。
偶然の出会いだった。
ペットショップで見かけた桜文鳥のヒナ。ケースの中で懸命に羽ばたき、何かを訴えるように動き続けるその小さな命に、目が離せなくなった。
でも、選べるのは一羽だけ。心を決めて連れ帰ったヒナとの日々は、想像以上に慌ただしく、そして尊くて――
名前は「松」。少食でマイペース、それでもこちらの想いに静かに応えてくれる、かけがえのない存在になっていた。
それでも、胸のどこかに引っかかっていた。
もう一羽の姿。あの子の『あの目』が、ずっと頭から離れなかった。
再訪した店で再び出会ったあの日、私はもう迷わなかった。
名前は「竹」。そして、松と竹は再会する。
これは、小さな命と心を通わせていく、ほんの少しの勇気と、やさしい決意の物語。
あの日、選ばれなかった一羽の瞳が、今、あたたかな暮らしを照らしている。
僕がこちらのエッセイを拝読しようと思ったきっかけは、「あっ、タイトルが可愛い!」と思ったからです(笑)。でもそういうので良かったと思います。
僕は文鳥を飼った事はありません。
だけど読み終えた時に、文鳥愛が凄まじい勢いで芽生えました(笑)。
そんな、とても、とても、素敵なエッセイなんです。
生き物を飼うと言う事に対し、僕は絶対の覚悟がなければ決して飼ってはいけないと思っていました。小さくとも「命」。その「命」の一生に対し、どこまでも、限りなく、家族同様に幸福を感じさせてあげる事が出来なければ、飼う資格はないと思っていました。可愛いからと無責任な事は絶対にしてはいけないのです。
ですが、そんな堅苦しい僕の考えを軽々と飛び越えて、もうですね、溢れんばかりの盲目的な愛がここにあります。僕みたいな狭い料簡の人間が考える覚悟なんか当たり前で、それよりも、もっと、もっと、大きな「愛」がここにあります。
だから、すごく、胸を打たれました。
優しくて、穏やかで、面白くて、愛しくて、楽しくて、見逃せなくて、はらはらして、癒されて、もう、ありとあらゆる「愛」が溢れて降り注いで、もう、それはすごいレベルで、文鳥達とご主人様は毎日を幸福に生きています。ああ、もう、可愛いったらありゃしない(これが言いたかった笑)。
お勧め致します。
僕の大好きなエッセイです。どうか、どうか、皆様、愛して下さい。
宜しくお願い致します( ;∀;)
『おにぎりぴより〜桜文鳥のゆるゆる日記〜』は、桜文鳥たちとのほっこりした毎日を描いたエッセイやで!
読んでいると、まるで自分も文鳥たちと一緒に暮らしているみたいな気分になるんよ。観察力抜群の作者さんが描く文鳥のしぐさや表情には、「ああ、こんなことあるある!」って思わず笑顔になってしまう場面もいっぱい! 文章は読みやすくて、ほんまに軽やかやから、日常にちょっと疲れたときに読むと、心がふわっと軽くなるで。癒しの力だけやなくて、文鳥たちとの関わりを通じて考えさせられるテーマも感じられる、そんな作品やな。
講評会では、まずトオルさんが文鳥の描写の細やかさに注目して、リアリティと構成の丁寧さを褒めとったんよ。次にユヅキさんが、桜文鳥が持つ日本文化との関わりについて話を広げて、作品の持つ深みを教えてくれた。先生方も、芥川先生は文鳥たちを象徴として捉えた視点を示し、三島先生は自然の美しさと儚さの調和を強調しとったんよ。さらに、樋口先生が主人公の成長に注目して、物語としての可能性を指摘してくれて、ほんまに議論が多角的に広がった!最終的に、日常を描いたエッセイやのに、深いテーマ性があると全員が共感する内容やったな。
『おにぎりぴより〜桜文鳥のゆるゆる日記〜』は、ただの癒し系エッセイやと思ってたら、えらい奥深いテーマをそっと心に届けてくれる作品やったんよ。桜文鳥たちのかわいらしい描写には、読んだ人みんなが笑顔になること間違いなし! さらに、その背後に隠れる命や愛情へのメッセージが、読むたびにじわっと心に広がるで。この作品、ぜひあなたの心に「ぴより」と癒しを届けてくれるはずやから、ぜひ手に取ってみてな!
講評会代表: ユキナ
創作サークルメンバ: トオル、ユヅキ
召喚講評者: 夏目漱石先生、芥川龍之介先生、太宰治先生、三島由紀夫先生、川端康成先生、紫式部様、清少納言様、樋口一葉先生、与謝野晶子先生
鳥飼さんの人気ランキング、堂々の4位にランキングする文鳥さん。
(因みに1位セキセイインコ、2位オカメインコ、3位コザクラインコ、5位ウロコインコ)
そのランキングの並びの中、ひときわ小さいのに存在感抜群です。
ツルンとしたフォルムの身体。
ツンと尖った三角錐のくちばし。
クリンとしたつぶらな瞳。
スラリと細く長い足と指。
誰がどう見ても愛くるしい生き物は、その小ささからは想像も出来ない程アグレッシブに動き、愛嬌のある仕草で感情表現をしてくれます。
甘えん坊で、怒りん坊、だけど優しくて、ちょっぴりツンデレ。
かわいい!が詰まった文鳥さん達を、どうぞご覧下さい。
個性豊かな三羽の文鳥さんと、作者様と家族の出会いから日々の生活まで、読めばほっこり、くすくす笑い、えっ!?とびっくり。
楽しくなること請け合いですよ。
オススメです!
レビュータイトルを見て「ヒナシャッフルって何?」と疑問に思われたそこの貴方。
いますぐ作品ページ→本文へ飛んで、第2話までお読みください。答えがあります。
そしてそこまでお読みいただければ、本作の魅力は既に伝わっているかと思います。
可愛いだけじゃなくパワフルに動き回る、でもやっぱり可愛い鳥さんたちのキャラクター。
いきいきと活写される仕草。
お迎え後ももちろん、家族の一員となった文鳥さんたちの様子が細やかに、パワフルに、そして可愛らしく描かれています。
飼い主としての想いも克明に綴られていて心温まります。
1エピソードあたり、文字数は多くとも1000字程度、大抵は700字前後程度なのでさくさく読めます。
かわいらしい文鳥さんたちに魅了されたい方はぜひ!