概要
どんなときもお互いを思う温かい愛に、きっと君も涙がこぼれる____。
ただ毎日を普通に楽しく生きていた俺は、このまま何十年先もこんな人生が続いていくものだと思っていた。何事もなく高校を卒業して、地元の大学へ入るものだと思っていた。
そんな俺の人生を変えたのは、幼馴染の槙原楓桜。
この先も今までと同じように支え合って生きていくものだと思っていた最中、楓桜に不治の病が襲いかかったのだ。
その病というのは、「春夢病」。
煩うと春の夢ばかりをみるという、一見病気とは思えないような症状の病だ。
突然失うことになった大切な人への接し方に悩みながらも、楓桜のことを思いやり、楓桜に思いやられる日々を過ごしていた。
「鴻基が心から幸せって言える人生を送ってほしい。……約束ね」
「……約束、守るよ」
涙を流しながら、小指を絡ませて約束を交わした。
限りある青春の、幸せで切ない恋の話。
そんな俺の人生を変えたのは、幼馴染の槙原楓桜。
この先も今までと同じように支え合って生きていくものだと思っていた最中、楓桜に不治の病が襲いかかったのだ。
その病というのは、「春夢病」。
煩うと春の夢ばかりをみるという、一見病気とは思えないような症状の病だ。
突然失うことになった大切な人への接し方に悩みながらも、楓桜のことを思いやり、楓桜に思いやられる日々を過ごしていた。
「鴻基が心から幸せって言える人生を送ってほしい。……約束ね」
「……約束、守るよ」
涙を流しながら、小指を絡ませて約束を交わした。
限りある青春の、幸せで切ない恋の話。
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