小さな恋人たちよ、どうか幸あれ

一つの国と、それを納める女王様の結婚。
その大きな主軸を元に展開する四つの恋話。
身分も、生き方も、出会いも、見た目も。
それぞれが歩み選ぶ恋人たちの愛を、
優しい文章の中、味わえる素敵な作品です。

なによりも、出てくる登場人物たちが皆、生き生きしており、純粋なのだなと読んでいてとても心地よかったです。
個人的には三つ目の恋が凄くテンポ良く展開されており、読んでいてとても元気が出ました。

ぜひ読んでいただき、
ほっこりしてほしい作品です。

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