因果の巡り

かたや妻、かたや姉を失った男達の愛憎が、粘度を増しながら語られていきます。
私は女の挟まる男男の話がたいへん好きなので、笑顔で読ませていただきました。義兄も義弟も何かと拗らせており、関係性の複雑さが秀逸でした。
ありがとうございました!