【書籍化】"カルト"とマネロンと私（カルマ）

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（241文字）

　これは、絶対に皆さんに読んで欲しい「ノンフィクション」です。統一教会のお話です、カルトのお話です。なんというか「集団心理」の恐ろしさとか、いうじゃないですか、ニュースとかで、そんな「くだらない」話とは一線を画すリアルがここにはあります。

　私は、この当時の「世界情勢」、「政治」、「経済」等を知識として知っていましたから、そこと絡めて考えながら読んでいたので、メチャクチャ面白かったです。今回、カクヨムコン８で、色々な物語を読みましたが、私はこのお話が間違いなく上位にくると思うお話です。

　いや、これ、もう少し取材とかしっかりして、当時の「世界情勢」、「政治」、「経済」等を書き足して、協会…続きを読む

教団内部から見た統一教会の信者さんの赤裸々な感覚が書かれてあります。

教団の闇の部分と、それだけじゃない部分が描かれることになります。

バッシングでは見えない信者さんの思考をカルトとして見るのではなく、そこで思い悩む一人の人間として読み解くことで、少しでも多くの人にとって宗教二世問題の信者さんは身近なものになるずです。

願わくば連載を読んでいただきたい。