人間は残酷で、狡猾で、情に厚い

戦乱の世に生きることは、こんなにも辛い。

血の匂いと土埃の舞う戦場で、綺麗事は許されない。
主君は民のために、臣下は主君のために戦い、民は戦禍に巻き込まれ、次々と命を落とす。
人は皆戦う信念を持ち、それは時に謀略となって相手の生きる術を奪っていく。

通じ合う心、すれ違う思いを絡め取りながら、国は動き、動かされる。


運命の流れが変わり、塗り替えられるのを、読み手は容赦なく目の当たりにさせられる。


※もうやめてあげて!と思っても展開は止まりません
※何かと怒涛なので、たまに深呼吸することをオススメします

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