ふと落ちてきた小説を手に取ったヒロイン。
なんと、自分が大好きな小説の世界に転生していることに気づいて、衝撃を受けます。
しかも、転生したのは小説のヒロインではなく、悪役令嬢・リーゼリット!
驚くべきことに彼女は、悪行を積み重ねて学園を退学させられてしまう『ポンコツ令嬢』──いわゆる『不憫キャラクター』でした!
しかも、なぜか小説で非攻略キャラ(ヒロインの恋人役を目立たせるための存在)だったイケメン三人が、リーゼリットに言い寄ってくる事態に!
小説の結末が既に決まっているのだとしたら、「どうせ運命は変わらない」と諦めて身を任せるのも一つかも知れませんが、リーゼリットは違います。
非攻略キャラたちの推し活を行いつつも、自身の運命を変えるべく動き始めます!
リーゼリットのポジティブさに勇気をもらいつつ、逆ハーレムに癒されます。
自分の人生の主人公は自分。脇役なんかじゃない。
自分の運命は変えられる。
そんな明るさと勇気をもらえる本作をぜひ、あなたも読んでみてください!
転生先はポンコツの悪役令嬢リーゼリット、しかも前世で読みまくっていた小説の中の世界だった!
よし、この立場を利用して、小説内で推していたのは、メインキャラではない!
不憫にも退場していくサブキャラたちだ。彼らを存分に愛でるぞ!とばかりに行動を起こします。
彼女は推しキャラたちのために、何をするか。そうです、原作改変を目指していくのです。
でも、リーゼリットは何とも言えないほどにポンコツです。
しかも推しキャラはサブです。小説内でも情報が少なくて、手探りで進むしかありません。
努力します。でも、やらかしてしまうのですね。この辺の描写が実にコミカルで笑えます。
結果オーライ、なぜか失敗を通して、推しキャラたちと絆が深まっていきます。
推しキャラそれぞれの物語もしっかり描かれ、キャラたちに共感しつつ、リーゼリットを思わず応援したくなります。
可愛いヒロインといった感じがとても良いですね。
リーゼリットは推したちの運命を変えられるのか。まだ38話なので、ぜひ一読してください。
きっとリーゼリットのポンコツ可愛さにはまりますよ、一緒に追いかけていきましょう!
悪役令嬢に転生してしまい、生前好きだったサブキャラたちをただ見守ろうとするも、手の届く場所にいる彼らを救わずにはいられない、というお話です。
この令嬢、ポンコツです。人目を避けなければいけない場面では音を立てるし、これまでのやらかしのせいで親もお金を必要以上に持たせようとはしません。
しかし、深く考えずに行動するからこそ彼女は困っている人を見過ごすことができません。
そんな彼女だからこそ、原作では思いつめすぎたせいで途中退場してしまった推しの心を癒すことができます。
最初は警戒するものの、推しが彼女を意識していく描写はにやにやが止まりません。
ゲームや小説などに登場する魅力的なキャラクター。推せるキャラが攻略可能なメインキャラクターであったなら、それはそれは夢心地でしょう。
けれど、攻略できないサブキャラ——非攻略キャラクターを愛してしまった日には、不憫な彼らの退場を泣く泣く見守ることしかできません。
そんな非攻略キャラたちを愛してしまい、その愛を持ったまま転生したのが今作の主人公・リーゼリット!
なんと原作ではポンコツ悪役令嬢として有名なのだそう。
そんな彼女は、途中退場する運命にある愛する推したちの幸せのために、原作改変に挑みます。
だけどリーゼリットはポンコツ属性。
懸命に努力する姿は美しい。
けれど、ポンコツ!
うっかりやらかしてしまったり、そのお陰で推しキャラたちとの絆が深まったりと、コミカルにテンポよく進むお話は、大変小気味よく、あっという間に読めてしまうのです!
リーゼリットと推しキャラたちは、果たして幸せを掴むことができるのか!?
今後が楽しみな作品です!
とある小説を手に取った瞬間に、前世の記憶が甦った、悪役令嬢リーゼリット。
前世の"わたし"は、この世界が登場する小説を授業中にもこっそり読むくらいに楽しんでいたのだった!
普通ならば、攻略キャラを攻略していきそうなところだが、主人公はなぜか物語の途中退場をしてしまうサブキャラクターを推しており、原作改変のために動き出す。
改変の影響か、なぜかその非攻略キャラたちに迫られて――――。
主人公視点だけでなく、別キャラの視点からのお話があって、また違う楽しみ方のできる構成が、読む側を飽きさせず、より物語を楽しめるような工夫がされてます。
果たして主人公の運命やいかに!
ポンコツ悪役令嬢が奮闘する今作、ぜひとも読んでみてください。
色々な悪役令嬢モノがありますが、まだ話数も少ないので、今から読み始めるには丁度いいと思います!
オススメの作品です(>ω<)
私自身が今「恋愛」小説を書いていて、参考にした小説です。えっと設定はよくある転生主人公が「悪役令嬢」に転生してというパターンなのですが、この作品を選んで読んだのは、そこからの展開がオリジナリティがあって面白かったからです。
私がこのお話を好きな理由は、主人公が「イヤなキャラ」ではないけど「不憫なキャラ」を幸せにしていくお話なんですよね。この手の話って「自分」だけ「主人公」だけが都合よく「幸せ」になっていくストーリーが多いのですが、「主人公」が幸せを与えていく展開が、私はとても好きです。あと、主人公「ポンコツ」で可愛いですしねw
ただ、文章は軽めです。「純文学」とか「文芸」よりの文章が好きな人は、読んでてツライかもです。ただ、いわゆる「ラノベ」とか軽い感じの小説が好きな人にはベストフィットする一冊だと思います。
小説内のポンコツ悪役令嬢に転生してしまった主人公が、小説内では不幸な結末を迎えたサブキャラ達を無自覚に攻略して溺愛されていく物語。
転生前のポンコツ令嬢イメージの負債を抱え、危険物扱いされている状況から「推す」一念で突き進んでいく様子は読んでいて心が爽快な気分になります。
非攻略キャラたちも、何故に君たちは攻略対象になれなかったの?っていう魅力的なキャラクターたちで歴史改変ならぬ原作改変を大いに進めていくところも面白いですね。
恋愛ゲームのような雰囲気といわゆる異世界転生ファンタジーを重ね合わせたような世界観の本作品。
テンポ良く読みやすいので、どちらが好きな方にもオススメできます。
是非ご一読ください。
最近、悪徳令嬢モノを読む機会が増えたのですが、勘違いをしていたようです。
嫌なキャラがそうそう出てこない。
というよりも、全員キャラとして魅力的すぎました。
また、語り手である主人公が冷笑系ではなく、熱量で物事を進めるタイプなので、つい背中を押したくなる素敵なキャラとなっています!
大好きな小説の世界ということで、ここの気持ちは痛いほどによく伝わってくるのですが、もう推しに対する熱量も高するため、思考的な文が思わず早口調で脳内再生されることをお約束できます!
また、物語の主軸に鉱山というワードが登場することになるのですが、経験不足ゆえか、さっぱり想定できなかった展開に期待が胸が高まってきます。
ポンコツ令嬢を共に後押ししたい方、ぜひご一読ください。
主人公の侯爵令嬢・リーゼロッテが、持ち前のポンコツさと前世の知識、そしてとある能力を武器に、推しの不憫キャラたちを幸せにして、それを見守る物語… のはずが、推したちだけでなく、様々な人たちを惹きつけて、本人の意思とは別のところで周囲を幸せにしたりしていく物語です。
このリーゼロッテがとにかく(いろいろな意味で)魅力的なキャラクターとして可愛く丁寧に描かれており、またその物語も嫌味が無いので、ストレス無く読み進めることが出来ます。
転生モノや悪役令嬢モノ、逆ハーモノがお好きな方だけでなく、普段そういった作品をお読みにならない方も安心してお読みいただけるクオリティですので、「ちょっと読んでみようかな」と思ったら、まずはお読みになることをオススメいたします。
貴方も私と一緒にリーゼロッテを推しませんか?