インフラにも気を遣った悪役令嬢もの

まずこの作品が、主人公が鉱山に出向きインフラから固めようとしていることに世界観の奥行を感じました。
推しと二人乗りで浮かれる主人公、しかしやるべきことは異世界のインフラに関わる事業です。ここに地固めを重視する作家性を見出しました。
この作品がどこに向かうのか、まだ始まったばかりでどこに落ち着くのかわかりません。が、ちゃんと異世界の基本となる舞台を描写しようとする気概から、この作品が良いものになると確信できます。

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