概要
ようこそ、夢のテクノ舞踏会へ――
〈グラスシューズ〉。そこは遠隔操作されたセクサロイドとひと時を過ごせる癒しの店。
女性権利団体に所属する柊ケイは、〈グラスシューズ〉で障害を持った女性たちが働かされているとの噂を聞き、真相を調べるため直接店を訪れる。
そこでケイを迎えたのは、様々な事情からセクサロイドの操縦者となる道を選んだ女性たちだった――
機械の身体を通して愛を確かめ合う、たしかにこの世界に生きる人々を描くヒューマンSFドラマ。
女性権利団体に所属する柊ケイは、〈グラスシューズ〉で障害を持った女性たちが働かされているとの噂を聞き、真相を調べるため直接店を訪れる。
そこでケイを迎えたのは、様々な事情からセクサロイドの操縦者となる道を選んだ女性たちだった――
機械の身体を通して愛を確かめ合う、たしかにこの世界に生きる人々を描くヒューマンSFドラマ。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!繊細な社会問題に鋭く切り込む、挑戦的名作SF。
「障害をもった女性を性風俗に従事させている店がある」との噂を聞きつけ、女性権利団体の調査員である主人公は、単身、その店に乗り込みます。
しかしそこで主人公が出会ったのは、障害のある女性たちが<アクター>として遠隔で操作するセクサロイド――<ドレスロイド>たち。
インタビューを進め、従業員らと話をするうちに、主人公は女性たちが強制されて働いているわけでなく、自ら望んでこの道を選んだのだと知らされます。
女性権利・障害・性的マイノリティ。現代でも近年ようやく活発に議論されるようになってきたこれらの問題を、SFの世界観で斬新かつ鮮やかに描き出したこの作品。
非情にセンシティブであるが故…続きを読む