概要
ごめん。勇者、やめた。【序盤書き直し中…】
勇者として旅を始めて10年。数々の出会いと別れを繰り返して、ようやく旅の終点である魔王城に辿り着いた。しかし、伝説の装備に身を包み魔王に挑むも、そう簡単に勝たしてくれる相手ではなかった。負けるたびに修行し、売れば一生遊んで暮らせるほどのアイテムを袋に詰め込んで挑み直しても魔王を倒すことはできなかった。
そんなある日、いつものように魔王城に潜入すると歪な違和感が俺を襲った。静かなダンジョンに魔物の影一つ見えはしない。チャンスと思う高揚感と、何かは分からない不安感、そんな感情を抱きながら行き着いた魔王の部屋。そこで見たのは――。
そんなある日、いつものように魔王城に潜入すると歪な違和感が俺を襲った。静かなダンジョンに魔物の影一つ見えはしない。チャンスと思う高揚感と、何かは分からない不安感、そんな感情を抱きながら行き着いた魔王の部屋。そこで見たのは――。