概要
浮浪児だった勇者と、そんな彼を救った心優しい女の子の純愛物語
魔族に故郷の街を滅ぼされ、俺は仲間も恋人も全て失った。それからはただ、魔族を殺すだけの毎日だった。心にあるのは復讐だけだった。やがて女神から加護を授かり俺は勇者となった。飛躍的に強くなった俺は魔族領に単身乗り込み魔王を討伐した。
「なぜ……なぜ俺の街をなぜ滅ぼした?」
「あれをやったのは我らではない……女神だ」
死に際の魔王は、俺の質問にそう答えた。
あり得ない! 俺が勇者になれたのも女神の加護を授かったからだ。女神は人族の味方だ。人族の街を滅ぼすはずがない。だが、魔王の言うことは本当だった。
――心優しい女の子と、彼女の優しさに救われた勇者の男の子の純愛ストーリーです。タイトルがとっても暗いですが、安心のハッピーエンドです――
「なぜ……なぜ俺の街をなぜ滅ぼした?」
「あれをやったのは我らではない……女神だ」
死に際の魔王は、俺の質問にそう答えた。
あり得ない! 俺が勇者になれたのも女神の加護を授かったからだ。女神は人族の味方だ。人族の街を滅ぼすはずがない。だが、魔王の言うことは本当だった。
――心優しい女の子と、彼女の優しさに救われた勇者の男の子の純愛ストーリーです。タイトルがとっても暗いですが、安心のハッピーエンドです――
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!因果の系がつながる時、あなたの心は満たされる
魔王と勇者、そして女神。
ファンタジーの定番と言っていい布陣だろう。
ならばそこから織り成されるストーリーも定番なのか?
そんなはずがない。
かの『ゴブリン令嬢』を書き上げたこの作者だ。
ひと味もふた味も違った世界を見せて、魅せてくれた。
結論から言うと、私は満足した。
衝撃も受けたし、悲しくもあった。
しかし、最後まで読んだ時、本当に満足した。
皆、自分が望むもののために足掻いた結果なのだろう。
タイトルに『ハッピーエンドの純愛物』だと書いてあるが、本当だった。
とても美しく、煌めく愛の物語。
読んだならば、今日一日をいい気分で過ごすことができるかも知れない。