それは眠りへと誘う、優しさが込められた物語

雷が怖くて眠れない小さな少女メアリーが、母親に話をねだるところから始まるこのお話。
次々と語られるその物語の主人公たちは、時に心に悲しみを宿すものの、周りの愛に包まれた素敵な物語としてメアリーを話の世界へと誘っていきます。
それらのお話が語り終えた時、そこに見えてくる事実とは。
母親から優しく語られる物語をメアリーと共に楽しみながら、気が付けばすっかり聞き入っている自分に気づくはず。
お話が終わった最後に待ち受けている出来事を、あなたにもぜひ体験していただきたいと思う作品でした。
皆様にもぜひお読みいただきたいと思います。