異世界ファンタジー ～煩悩まみれ下品風味下ネタを添えて～ をお届け

ご縁があり、この物語に出会いました。更新分まで読み終えましたので、レビューさせていただきます。

本作は巨乳好きの主人公が愛し合った女性を貧乳だからの一言でフッて、逆上した彼女に刺されて命を落とすところから始まります。最初からアクセルベタ踏みですが、まだまだ加速は終わらない。彼はその後、各世界を管理している女神達のガチャガチャのランクＡの景品として排出され、元の世界を救う為に舞い戻ることになったのです。
そんな彼と共にガチャ召喚されたのが、こちらは悪役令嬢に憧れる女子高生。ランクは低いが知恵が回り、主人公を巨乳好きと知るや「わたしには将来性があります」と簡単に彼をその気にさせるほど。かくして、世界救済の為の人員が揃ったのであった、という訳です。

自分で書いていて笑えてくる程の、パンチの効いた設定。主人公の暴走と悪役令嬢を目指す彼女の空回りは、読み手を笑顔にしてくれること間違いなし。途中に彼の仲間に加わる人員も、一癖も二癖もあるキャラクターばかり。よくこんな奴らだけで世界が回ってたなとツッコミを入れて、また笑ってしまいました。

明るく、楽しく、時には下品に。みんなを笑顔にしてくれる異世界ファンタジー。他の皆様も是非読んでみてください。