本作を読み終えた感想はまさにホラー。ある意味ミスリードさせる推理小説のような読後感まで覚えます。詳しくは読んでみて欲しいのですけれど、読者は恐らく結末を予想できないことでしょう。とても短い物語にある深い内容に、きっと寒気を覚えるはずです。さっと読めますので是非ともご一読ください。新感覚のホラーがここにあります。お勧めの作品です。
いくつかの連作の書き出しとしても、単独の作品としても秀逸です。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(188文字)
幼い娘を引きずり、ホームへ向かう母親。それは阻止され、娘はタスカッタ。チガウヨ。心中未遂の母子に見えていたのは…錯覚。ふいにセスジが凍りつく。女性のシを目の当たりにした直後に不意に禍々しい視線が自分の方に向くなんて…妻子を救おうとしていた私なのに…?コワイコワイヨ。不条理。身ノ毛がヨダつ。夢に出てきそう…アナタ、読まれますか?
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