深い世界観にどっぷりと浸かれます。いい読書した、と思えた作品

ジャンルとして架空世界の伝記もの、とでもいうのでしょうか。
一つの邑(むら)から話がはじまり、登場人物たちの生い立ちや邑の背景など話が展開していきます。
とにかく設定が深いのですが、情報量過多で読みづらくなるようなこともなく物語を読み進めるに従って自然と入ってきます。

世界観がとてもよくて、気づけば一気に読んでました。
ライトノベルではなくて読み応えのある小説だと感じました。
内容は濃いのですが、レビュアーの私は読みやすい文章だったのでそこも良かったです。

異世界、とかファンタジー、とかっていう言葉で表現したくない作品です。
作者さんの描かれている世界の中にドップリと浸かって読んでみることをオススメします。

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