第4回【韓国に触れるとどうなるか? inカクヨム】
かつてカクヨム内に『世界最優秀民族が異世界にやってきました』という作品があった。扱ったテーマが『韓国』だった。この作品は現在カクヨム内に存在していない。(だが他の老舗投稿サイトには存在している)
その理由は『カクヨム運営投稿管理担当』からの警告。曰く、
「差別表現並びに性表現・暴力表現の修正をお願いします」。
そして、
「また、実在する国名や団体名などの記述があることから、読者より、多くのお問合せも寄せられております」とも。
警告文の末尾には訂正が無い場合は公開停止処置をとる、とあり、期限も設けられていたとの事。
本作『真の・リベラル 誠の・リベラル』には性表現・暴力表現こそ無いが、実在する国名や団体名については思いっきり記述している。これまで『韓国』も登場しているし『SS(シー・シェパード)』も登場している。
この『世界最優秀民族が異世界にやってきました』という作品の作者によれば、『この作品はカクヨムコンにも出した事がある』というから、運営は作品の存在自体は把握していたと思われる。純粋に〝読者〟からの抗議で運営が動いた、と判断する他ない。
この『世界最優秀民族が異世界にやってきました』という作品は自分の記憶に拠れば、本作『真の・リベラル 誠の・リベラル』に比べると星の数もpvも段違いの差があった。本作が未だ無事で平和でいられるのは、あるいは読者がろくにいないからかもしれない。
ともかく分かってしまった事は韓国ネタには〝追放〟の危険が付きまとうという事である。韓国や韓国人を何かに例えたり、風刺はしない方がいい。そういう意味でカクヨム(つまりKADOKAWA)も悪い意味で日本のリベラル・左派メディアのひとつと言えるのだろう。
ということは『極右に韓国を語らせる』など論外も論外で、そんなものは最初から書くべきではないという事になる。
だがそうしてしまうと本作が嘘を書いている事になる。即ち、信用できないのは『リベラル・左派』だけで『保守・右派』は信用できる事になってしまう。
ここにはどうしても書いておかなければならない〝動機〟というものがある。
そこで敢えてネット小説のセオリーを無視し、この〝極右キャラパート〟についてはチマチマと1話ずつの投稿はしない事にした。揚げ足を取られる元となる事が予想されるからだ。〝極右キャラパート〟に関しては書き切った上で一気にupする他ない。そのため次回の更新はけっこうな先延ばしとなる。
そして、これまた小説として完全なセオリー無視だが、この後の展開のネタばらしを今ここで行う。
ひとしきり極右キャラに喋らせた後、最後に「しかし天狗騨には敵わない」と言わせる事とする。そこでこの物語は完結する。
なおここで作者よりひとつ注意を。本作『真の・リベラル 誠の・リベラル』にレビューをしてくれたお二方はもちろん、13人(現在13人いないけど)の読者の方々に注意喚起をします。
この極右キャラパートについては、間違っても♡マークを押さないようにお願いします。
Twitterの『リツイート』や『いいね』ボタンを押しただけで、賠償命令が出るのがこの現代です。
もちろんリスク管理の観点から「出て行け」だとか「帰れ」だとかいった、いかにもな極右なキャラなど出せる筈も無く、追放防止の安全面から登場させる極右キャラは必然的に頭の良い極右(?)になるしかないのですが、それでも用心に越したことはありません。
繰り返しますがこの〝極右キャラパート〟については、間違っても♡マークを押さないようにお願いします。(ハートという形が問題だ)
最後に、運営さんにもメッセージを贈ります。今回もまた「韓国は庇わねば」と機械的に考え機械的に『追放』する行為は、政府の味方・自民党政権の味方をする行為となります。つまり国家権力の味方をして市民を弾圧する側に廻る、という事です。
その政府が種々の既存メディアの一方的規制や弾圧を始めた場合に、普段から自分達が弾圧している者達に向かって、「我々が弾圧されている。言論の自由・表現の自由が脅かされている! だから我々のために一緒に声を挙げてくれ! 立てよ国民!」と言うつもりでしょうか? 言う事自体は自由ですが、何人くらい立ち上がってくれる見込みがありそうですか?
少なくともこの自分は弾圧してきた者が弾圧されていても立ち上がりません。(ザマァ)と内心で思うだけです。カクヨム内で『ザマァ小説』が一大勢力を築いていますが、お堅い日本語に変換すればこれは『報復小説』です。自分を痛めつけた者達が痛めつけられ苦しむ様に快感を感じているわけです。今はそういうものがウケる恐ろしい時代になってしまった。それくらいの感性は編集者なら当然ある事でしょう。カクヨムの運営さんこそ正にその最前線にいます。『ザマァ小説』の氾濫に恐怖を感じるくらいでないといけません。
よもや、とは思いますが「日本政府がメディアの弾圧などそんな事をするわけがない」と過信してタカをくくっていやしないでしょうね? 本作『真の・リベラル 誠の・リベラル』第二百六十一話(https://kakuyomu.jp/works/1177354054891416223/episodes/16817330648248308577)でも書いた通り、閣議決定のみ・議会で法案も通さずに国民に義務を課すような連中が政府をやってるんですよ。
いざというときに日本人に助けてもらわないと困るのなら、普段から日本人には親切にしておいた方が無難かと思います。
『韓国』を扱う場合、これくらいの警戒感は必要だという事で、これが本エッセイの趣旨という事になります。皆々様方、なにとぞご理解の程を。(おわり)
『真の・リベラル 誠の・リベラル』を追ってきてくれている13人(の方々へ贈るエッセイ) 齋藤 龍彦 @TTT-SSS
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