ひとつひとつが優しいおはなし

鳥子という種族と人間が共存している世界線の短編集。

鳥子はふつうに学校に行ったり、喫茶店を経営してたり、人間とほぼ変わらない生活をしています。
感情だって人間らしく、泣いたり笑ったりしています。
だけどちゃんと鳥らしく、特徴を活かしたエピソードが満載です。

鳥愛だけでなく、四嶋と佐藤の博物館巡りといい、生物愛にあふれてます。
人間愛にもあふれてます。

ただ私は納得感ある背景を求めてしまうのですが、そういうのを気にしない人なら本作の素敵な物語に没入できると思います!

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