そこにあるのは確かな『心』だった。

主人公の陸人には、リアという推しのVTuberがいた。
彼女には電子世界を生きる正真正銘のVTuberなのではないか、という噂が立っていて──。

この物語は、ただのリスナーである陸人のスマホに突然リアが現れるところから始まります。
VTuberさんが好きな方にとっては夢のようで、わくわくする展開かも知れません。
しかしこの物語の魅力はそこだけではないのです。
実際のVTuberさんやリスナーさんの心に寄り添っていて、じんわりと心が温かくなるお話なんです。

ヴァーチャルの魅力と、苦しみと、たくさんのエールが詰まった素敵なお話です。

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