キャラの癖の強さが

素敵なスパイスとなっている稀有な作品です。
アマルガムの繭まで読了
強者と強者が喰らい合う熱量がとてつもなく高い作品となっています。

個人的にWEB小説よりもハードカバーがとても似合う。という印象です。
物語がダーク。とは言いませんが、シリアスを基調としているため、読んで一息・・・というよりも読み始めると惹き込まれて息つく間を探すのに苦労します!
強者らしく、各々がとても癖が強い=印象に残るため、読み進める上で、だれだっけ? という事態も起こることなく文章と描写の筆力の高さと相まってノイズを感じることなく夢中になれるでしょう!

個人的に、敵味方問わず、キャラ同士の掛け合いが秀逸です。
鼻につくような言葉とならず、かと言って安すぎることもない絶妙な塩梅。
みなさんにもぜひ読んで頂きたいとお勧めできる作品でした!

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