探偵×魔道蒸気機関な痛快アクション・ストーリーが、現代を風刺する!

第17話「ひとまずの決着」まで拝読しました。
異世界お話ではありますが、現代の様々な問題に切り込んでいて、ある種「攻めている」作風。
創作をされている方の多くが心の中で考えていることを大胆に斬っていて、書き手である作者さまの思い切りと勇気に敬服します。

主人公は少女探偵のスーファですが、同じくらい存在感を放っているのが、厳しい表現規制をする検閲官たちに立ち向かうレジスタンス集団のブレイブ・ラビッツ。
現代でいうところの、規模の大きなyoutuberと言った感じでしょうか。
スーファは正体の分からないブレイブ・ラビッツたちと対峙することになります。

武器や攻撃方法の描写がとても分かりやすいのもあり、バトルシーンはいきいきと感じられてとても痛快でした。
ブレイブ・ラビッツの正体を突き止め、共闘することになるラストは、今後のお話のふくらみを感じさせてとてもワクワクします。

個人的に好きなキャラは、なぜか関西弁(笑)のドロシー・ナツメですね。
私もわりとオタク……このお話でいえばナードなのもあり、しかも百合好き。
とても親近感がわきます!!

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