私も、こんな高校生活、送りたかった~~(地団太)!!!!!!!!!
- ★★★ Excellent!!!
りぼん、なかよし、ちゃおに載っていたような王道のラブコメが大好きな皆様。お待たせいたしました(?)。ぜひこの作品をご堪能ください!!
最新『第28話 打ち上げ』まで拝読。
表向きはイケメン男子高校生・実は宇宙人のタケルが、女子高生の志穂に一目惚れ。志穂は宇宙人に言い寄られて最初は引き気味ながらも、二人の関係が少しずつ進展していくというストーリーです。
テスト勉強に文化祭など「学生生活といえばコレよコレ!」というエピソードが満載。
王道ながらもテンポよくすすむお話を、じりじりニヤニヤ楽しませていただきました!!
以下、よかった点を箇条書きで。
●甘さとユーモアの比率◎
主人公の志穂が恋愛に疎く、基本的に呑気な性格。
なおかつ基本的にコメディタッチで話が進むので、キスシーンなどがあってもベタ甘になりすぎなくて私にはちょうど良かったです。
地の文で志穂が結構バッサリ突っ込んでいるところは快感(笑)。
●悪役(?)までちゃんと気が使われている
(志穂以外には)イケメンに見えるタケルを好きになる女性キャラ……いわゆるライバルキャラの牧野さん。
そんな立ち位置ですが性格がねじ曲がっていなくて、恋に破れた後の振る舞いも含めて清々しい人物でした。
私の一番のお気に入りキャラです。
●文化祭の演目のアレンジ
文化祭で志穂たちが演じることになったあの名作を、タケルがアドリブで驚くような内容にアレンジ。
結果、ヒロイン役だった牧野さんが、ヒロインではない感じになります。
ただ、舞台上でも演技終了後も、誰も不幸にならずに終わっていたので見事でした。その手があったか、みたいな。
上の内容と被りますが、牧野さんがグダグダ言わずにあとくされなく引いたのも高ポイントです。
さて、最新の話まで読み終わった後、もう一度初めから読み直してみました。
タケルはなぜ、冒頭で『大車輪』をしていたのか……。
鉄棒には宇宙人を引き付ける『ナニカ』があるのでしょうか。
今後は公園のそばを通りかかるたびに、誰も使っていない鉄棒を見つめてしまいそうです(笑)。