A little monster is...

タイトルを見た時点で、その罠に嵌まっている……そんな作品です。
このお話にはゴブリンが出てきます。小鬼、と表記されることもあるゴブリンは、果たして小さな怪物くんなのでしょうか?
……そうでもあり、そうでもないとも言えます。
その爪牙を封じられたのなら、もはや怪物といえないのでは?
だとすると、怪物とは?
あるいは、封印は破られるのか?
各エピソードのタイトルも「小さな怪物君」とのみ記されています。
それ以上は何も語りません。
それ以上、述べることは「ない」のかもしれません……。

……とにかく、ラストまで読んでみましょう。
そうすれば、タイトルの意味も分かります。
ぜひ、ご一読を。