半妖は花を愛し、守り、そして
- ★★★ Excellent!!!
半妖の彼らと花の少女たちの物語。
ああ、良かった。これで良かったのだ、誰が何と言おうとも。
花は散ってこそ花なのかもしれない。美しく散るからこそ愛おしいのかもしれない。
それぞれの守り方で、それぞれの愛し方で、彼らは次へと続いていく。
親の罪は子の罪ではなく、親を救うのもまた子の役割だったのだろう。叫び、憎しみ、それでも願った親を救うのが子の役割だったのだ。
花は散ってもまた咲き誇る。
それから。上司が楽しそうで何よりです。
平成も読むとより楽しめる作品です。ぜひ両方併せてご一読ください。