鬼を祓う、ダンスの時間だ!

異界の怪物と戦う為の「鬼の力」に馴染めず、劣等生のレッテルを貼られ、勇者パーティーを追放された主人公、出雲桃太。
しかしこの「鬼の力」こそ、使用者から正気を奪い、怪物に変貌させる、悲劇の元凶だった。
劣等生と蔑まれた少年が「鬼の力」に対抗する「巫の力」を開花させ、「踊りや音楽といった文化の力」と共に、巨大な陰謀を打ち砕いていく冒険譚―――。

まだ読ませて頂いている途中のレビューコメントで大変恐縮なのですが…まるで少年漫画を見ているような熱い展開に、ページを捲る手が止まりません。
一ページ毎の文字数も読みやすく、読み出したら先へ先へとどんどん止まらなくなるそれは、とても中毒性があります。
そして作者様の知識の深さが感じられます練り込まれた世界観と、生き生きした登場人物達の描写は圧巻の一言です。

熱中できるストーリー、思わず口に出したくなるような技名が、とても格好良い御作品!
ぜひ、この世界観にどっぷり浸かって頂きたいです!

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