予知夢がテーマの、学園生活の日常感を作風に取り入れた作品でした。

レビュータイトルにある通り、特融の読みにくさやとっつきにくさを感じるSFジャンルに、登場人物達の学生生活の日常パートを色濃く取り入れたこちらのさくひんですが、

全16話のうちの15までの部分が一気にひっくり返る要素が最終話にとりいれてあるため、最後まで読み切る事をお勧めしたい作品です。

主人公君たちはテストなどの学校イベントに気分の上げ下げを起こす一般的な普通の学生。いつの日からか見るようになっていた予知夢で、1週間以内の出来事を不定期に見るようになっていたという導入から始まって、

日常生活に支障をきたさないので友人君たちと和気あいあいと過ごす毎日が描かれます。

日常の助けになるような夢からなんでもない夢まで見ていたのですが、ある日見た夢が……。というのがこの作品の大きなイベントなのですが、

物語の展開予想をしながら読むと「ん? うぇ!?!?」ってなるような物語の締め方に驚かされたので、この感覚をぜひぜひ味わってみて欲しいです。

物語の閉じ方が特に印象に残る面白さがあったので、私はこの作品に★評価3を送らせていただきました。

もし、このレビューで気になったからはぜひ一読をご検討ください♪

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