最大の魅力は世界観です。

※自主企画「批評で作品を伸ばそう!」に参加させて頂きました。
始めの3話を呼んだ感想です。
批評を書くことに慣れておりませんので、的外れでしたら申し訳ございません。

・良かったところ
 世界観をしっかり持って描かれているのだな、と感じました。
 末期感、無常感、場末の空気、生と死、そうしたこの世界のありようが第1話からすごく伝わってきます。
 この物語がどういう世界で紡がれていくのかが重厚な手ごたえとして感じられました。

・もうひとつなところ
 世界の描写に対して、人物の描写が少ないな、と感じました。
 あえてくどく書いてないのかな、とも思いましたが、主人公を含めた登場人物の像が浮かびにくかったです。

・ご提案
 私自身の悩みにも直結しているので「おま言う」と言われそうですが、読者目線で「ここは書いて欲しい」「ここは重たい」のバランスが変わるとまた印象が変わるのかな、と感じました。
 やり方はいろいろあると思いますが、登場直後の登場人物の描写を増やす、変える等されると、登場人物の輪郭がはっきりとして、魅力的な世界を堪能しやすくなるかもしれません。

 偉そうに述べてしまいましたが、未熟者ゆえのイマイチな批評をご容赦ください。

※2022/12/24 私の読み取りが不足していた部分がありましたので、修正しました。申し訳ございません。

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