世は正に大航海時代!・・・の一歩手前!


素晴らしい。
この一言に尽きます。


まず、如何なる小説においても「航海」をテーマにした作品は非常に少ないと言う事を念頭において頂きたい。


理由は非常に簡単で「専門的な知識、道具及びそれらの活用法」を作者1人の手前味噌で書くのはかなりの無理があるからです。


かの「暗殺者の信条4」だって色々な知識人の力を結集して作ったのだからそれがどれだけ難しい事なのかは想像頂けるでしょう。


SFの世界の様な不思議技術を使った宇宙航海ものなんかは存在しますが、小説サイトに投稿する作品でこのようなリアル海洋物を書こうと思えばそれなり以上の知識を備えていなければ不可能です。


これだけの物を盛り込みつつ、ストーリーもこれからの盛り上がりが楽しみな内容であり、続きから目が離せません。


私も業界人では無い為、内政チート発動時に詳しい内容が出る度に別窓で調べながら読む等して補完はしていますが知らないことを小説を楽しみながら知ることが出来るので苦にはなりませんでした。

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