悲壮な決意の行く末は……?

聖女である双子の片割れであるオーロラの身代わりに、立太子を祝うため王都へ向かうことになったサイラス。
実はサイラスは双子の兄で、忌み子としてその存在を隠されていた。

聖女の御幸は危険があることを知りつつも、サイラスは行くしかないわけでして……(/_;)
「聖女の身代わり」という役割も、そろそろ限界を迎える年頃。
御幸を成功させ、護衛についた銀羽騎士団の名を上げよう。それが自分の最期の仕事だと。

唯一の心残りである少女アイラが所属する女性の騎士で構成された銀羽騎士団。
彼女がずっと騎士団で生きていけるようにと、サイラスは悲壮な決意をするわけなのです。

聖女の御幸は成功するのか?
サイラスは、このまま生きることをあきらめてしまうのか。?
サイラスに生きて欲しいと願う、アイラの願いは届くのか?

まだ恋というには早いサイラスとアイラの二人の関係が、とても微笑ましく初々しいです( *´艸`)
そして終盤は息をのむ展開で、読む手が止まりません!
あと、戦う女子がカッコいい作品でもあります!

ぜひご一読くださいませ♪

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