概要
「どうしてそうなるのですか……っ!」
フレデリカ・グリーンハウは誰もが認める絶世の美女だった。
——幸か不幸かで言えば、確実に不幸であろう。
王侯貴族を相手に、うっかり気を許してしまったばかりに国を傾けること7回。
借金を作らせた相手は4桁に上り、帰らぬ人となった相手は数え切れず。
フレデリカを起因とする戦争、暴動の被害者を除いても2桁は固い。
そのどれもが彼女の望みとは相反していたのだから。
※小説家になろう、ノベルアップ+、ノベリズムにて同内容で掲載中
——幸か不幸かで言えば、確実に不幸であろう。
王侯貴族を相手に、うっかり気を許してしまったばかりに国を傾けること7回。
借金を作らせた相手は4桁に上り、帰らぬ人となった相手は数え切れず。
フレデリカを起因とする戦争、暴動の被害者を除いても2桁は固い。
そのどれもが彼女の望みとは相反していたのだから。
※小説家になろう、ノベルアップ+、ノベリズムにて同内容で掲載中
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!コミカルさがクセになる……!
傾国の美魔女故の受難が、非常にコミカルに描かれています。
ただ、それは飽くまでも読んでいる側の気持ちであって、主人公のフレデリカからしたらたまったものではないなと、彼女の気持ちを思うと、苦笑いが浮かんでしまいます。
登場人物達もみんな魅力的で、読んでいるとなんだか自分もこの場にいて、話を聴いているような不思議な気持ちになりました。
特にフレデリカがあれだけの境遇に逢いながらも、とても素直でいい子なのが、本当に応援したくなる……。
個人的には最後に贈られたそれのことを思うと、フレデリカのげんなりとした顔が目に浮かんできて、思わず笑ってしまいました。
とても楽しい時間を過ごせました。
ス…続きを読む