16ビートの神楽

あるダンスチームのファンが挙げる、
過去一番のショーケース。
ファン達の心を打ったその内実。

ファンク、神楽、ダンス、ゾンビ、
これらが奏でる音と躍動を感じろ。

　誘拐された有名人気ダンスグループが、田舎でゾンビ（実質）を祓うお話。
　としか言いようのない物語です。いや本当に、一体どう要約したらいいの……？

　そう簡単には説明できない、なかなか言い換えの難しいお話というのは、もうそれだけで作品として強いのでもうずるいです。

　とにかく迫力と爽快感が途轍もない！
　絵面だけを見ると完全にふざけているんですけど、物語としてはあくまで大真面目で、だからこそのカタルシスがてんこ盛りでした。
　大量のゾンビ（死者）と、それを薙ぎ倒すド迫力のダンス神楽。
　いや「ダンス神楽」って語を当たり前に使ってる時点でだいぶ脳をやられちゃってる気がします。すごい世界観だ…続きを読む