痺れる描写、淡々と語られる日常

霊が見える主人公の日常。怪しいことで金を稼ぐも徹底したリアリストで、自分の見えているものは幻覚なのだと言うがそれが逆に本物なのではと思わせる。
要所要所で挟まれるエピソードが絶妙で、主人公の能力が本物なのか偽物なのかで揺さぶられながら、最後まで揺さぶられて終わるのも渋い。

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