とにかく作者の表現が巧みでハマる作品

俺TUEEEE系ではなく、魔物でしかもゴブリンからのスタートですので地道に努力していく作品となります。
相棒キャラは主人公よりも強いですが、詰めが甘いところがあり、頭脳を駆使するのも主人公任せなので、お互いに足りないところを補い合う良い2人組です!


特に面白く思ったのが6章で主人公の謀略にたいへん驚かされました。これに続く7章も読み応えがあって、どうやって相手を攻略していくのか夢中になって考えてました。そして7章と繋がっている断章は主人公以外の視点で展開されており、敵視点からは主人公の嫌らしさがこれでもかというほど発揮されていて、相棒視点からは主人公に対するこれまでの心境の変遷が見事に描写されているので非常に興味をそそられました!