今日という日の二人だけの日常～現実と一緒に進む物語

万尋は同級生の花前史栞のことが大好きである。しかし、告白することはしない。成功確率が0パーセントだからだ。理由は史栞からして万尋は一番の友達で、人生初めての友達だからである。その枠組みに入ってしまい、もう友情以外の感情を万尋に向けられることはなかった。だから、知識をひけらかす自称衒学者にして重度の人見知りである史栞に、友達が出来るまで。万尋は告白するのを待つ。友達としての二人の日常が……非日常に変わるまでの日常物語。

上のような話でもあるが、万尋たちの住む〇■町の謎や、それ以外の人物たちの日常物語でもあったりまします。


※この作品で紹介されている知識、薀蓄などに誤りがあることもございます。友達に間違った知識をひけらかしてしまい、恥ずかしい思いしたとしても、作者は責任を取れません。正しい…続きを読む