不思議なことは怖くないよ。

ほんわかした雰囲気の異世界ファンタジー。
両親が冒険者のラナは、村でも頼りにされている賢いおばあちゃんと暮らしている。森が近くにあり、薬草を採取したり、自然の恵みに感謝したり。それにラナには精霊が見えるし、妖精とも仲がいい。

お祭りの日、近々引っ越してくる家族に年齢の近い子供がいると知り興味がわくラナ。どんな子かな、仲良くできるかな。
でも引っ越してきた理由を知るうちに、気になることも増えてきて……。

なんといっても、暦や植物、果物など、登場する名前が全部カワイイ!
森の名前が「ポポノン」ですからね。かわいくないはずがない笑
それだけでも笑顔になっちゃいますね。

天候と心の動きがシンクロしたりなど繊細な描写も多い作品で、人間の残酷な部分も描いてありますが、優しさで包むような物語です。

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