このラストは名場面過ぎる!!

レビュー書きたい、素敵っ、となった作品なのですが、説明が難しい!!
レビュー力よ、目覚めてくれっ。

まず世界観が良いです。人魚となって戦う魔女。その魔女の宿命と残酷さ。
そして物語の良さ。端的に言うとカップルの別離を描いた作品ですが、これがまああ、まあああ!!(語彙力……)

「僕」と魔女ファーネは、運命にあらがおうとするのではなく、受け入れ、その中で最良のものを得ようとしている。
でも、そうであるからこそ、読んでいるとより切なさが伝わって来るし悲しい。

洋画を見ているような雰囲気がありました。書き込み過ぎていないからこそ伝わる情感が素晴らしい短編です。