概要
それは境界に存在する、不確かな場所。
数多の世界と世界の狭間には境界がある。
そこには誰も辿り着く事は出来ず、誰も出る事は叶わない。
そこからは世界の過去、現在、未来。文字通り全てを見通す事が出来るだけだ。
いつから居るのか、いつから居たのかは定かでは無いが、他にやる事の無いそこの住人はいつしか、目に映る世界を記すようになった。
──ここは、万有の書庫。
数多の世界の〝これまで〟と〝これから〟が、個人の視点から綴られ続ける、ただそれだけの場所だ。
そこには誰も辿り着く事は出来ず、誰も出る事は叶わない。
そこからは世界の過去、現在、未来。文字通り全てを見通す事が出来るだけだ。
いつから居るのか、いつから居たのかは定かでは無いが、他にやる事の無いそこの住人はいつしか、目に映る世界を記すようになった。
──ここは、万有の書庫。
数多の世界の〝これまで〟と〝これから〟が、個人の視点から綴られ続ける、ただそれだけの場所だ。