概要
たった四百円のくじだって人生の分岐点の手助けにはなるんじゃないの?
井上雪理32歳は仕事人間で家庭をかりみずに必死に働いた結果、生後4か月の娘、ありすを残して妻、理生は蒸発をしてしまう。雪理は蒸発をした理生への怒りと今後をどうするべきかと思うも、会社の上司に連絡を入れて事情を説明をして育児休暇中の申請をする。このままなんとか大丈夫かと思ったが、初日から夜泣きをするありすをアパートの迷惑も考え慣れない抱っこ紐に悪戦苦闘をしつつ真っ暗な街中へと親子二人で出向くのだった。
一向に泣き止まないありすをあやしながら行き着いたのは食堂だった。名前を――
【やも食堂】
一向に泣き止まないありすをあやしながら行き着いたのは食堂だった。名前を――
【やも食堂】
貴方の優しが物語の源になります!
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