人魚姫

真野てんさんのツイートから辿らせてもらったが、こんな物語に出くわすとは思わなかった。
髪の毛という「部品」にしか興味なかった主人公大地が高尾舞という女性の美しい髪に恋をし、そして彼女の全てに恋をする。しかし彼女は、時間制限のかかった人魚姫でした。大地は全てを手に入れた瞬間、舞は彼の手から永遠に離れてしまう……。
こんな恋をしてしまったら、彼はもう二度とまともに人を愛することができないだろうな、そんな感想を抱いた。だけど、だからこそ始まる物語もあるのでは? そんな感想もまた抱いた。

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