恋の芽生え、それはふとしたきっかけで訪れる。図書館の一角、とある一冊の本との巡り会い、そこから紡がれていく、心の連なり。切なさは己の抱く幻想の中に。衝撃のラスト、必読の価値あり。
図書館でふと見つけた日記帳。2人は日記上で言葉を交わし、交流を深めていきます。柔らかく可愛らしい雰囲気で物語が進む中で2人が交わるとき、あなたは絶対に驚きもう一度読み返すでしょう。胸が熱くなり、そういうことか、と膝を打ちながら。自分の先入観や思い込みというものがどこまでも存在するんだな、と言うことにも気付かされるような素敵な小説です。
一冊の日記から始まる小さな心の交流。あたたかな物語だなと思いながら読んでいく、その先には――。すごく胸が熱くなってしまいました。そして同時に腑に落ちて。よく考えられて、描かれているなとただ感心してしまう。そんな素敵な物語でした。
読ませて頂きました!こちらは『交換日記』を中心に、ある二人の繋がりとその果てをめくり行く物語。前時代的舞台装置でありながら、現代的なテーマを読み手に強く印象付けさせます。微笑ましい日記が明らかにしていく新しい現実を、是非読み解いてみて下さい。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(62文字)
まさしく、誰にも言えない恋でありました。自然と物語の中に入り込んで、いつのまにかマジックにかけられていました。必読です!!!
わたしの脳内には存在しないラストでした!!5分で、驚けます。
予想外のラスト!そして、確かに誰にも言えない恋。本編を読めばわかります。
どんでん返しのタグが付いている通り、その終わりは予期していないものだったが、そんなタグのことなど気にせずに読むのが楽しいし、正しい(※あくまでも個人の感想です)
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(136文字)
図書館で見つけたピンクの日記帳をきっかけに始まる、初々しい心の交流の物語。メールやLINEでは出せない雰囲気です。図書館まで行かなければ続きを書けない、読めない。そんなところも魅力だと思います。文字で語るのは、時に言葉より気持ちを伝えられるかもしれません。主人公たちと一緒に、広大な本の海を旅する船乗りに、あなたもなってみませんか。ぜひご一読ください。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(173文字)
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(192文字)
最後まで読み、キャッチコピーをもう一度目にした時ようやくこの意味がわかりました。このキャッチコピーは二つ意味を持っているのかなと。一つは考えすぎかもしれませんが、僕と同じくそう捉える方もいらっしゃるのではないかと思います。儚くも切ない短編を読みたい方はぜひ一度手に取ってみてはいかかでしょうか。