なまくら等と、とんでもない!
- ★★★ Excellent!!!
主人公は、大きな挫折を経験した剣士。最初は確かに驕りが過ぎる面があり、少々何ありな性格で、お世辞にも信頼に値するとは言い難い……
しかし、依頼人やかつてのライバル達、そして信頼できる師匠に支えられ、協力し合い、頼もしい武士へと成長していきます。
私が小語様の作品を推しているのは、緻密なその戦闘描写に惚れているからです。戦闘描写がとにかくかっこいい!決して派手ではないですが、すべての動きがつながった瞬間がとても美しく、一種の芸術だと思ってしまうのです。
中身に言及するならば、冷衛さんと美夜さんの関係性が、何とも切なくて素敵だなあと思うのです。とても好き。