メリアネの番(つがい)

かつてルシャールの乙女と邪神の戦いが起こった砂漠の街アルク=エプ。かの街に妖術師アル=ランが訪れ、己の慾望のままに振る舞い人々を恐怖で支配する。しかしそれに比例して、アル=ランの身の内に溜まっていく憂いの感情・・・

彼はその"孤独"という感情と憂いを晴らす為、当てのない旅に出る。そこで出会ったのはメリアネと名乗る女怪であった。