劇的では無い、日常の延長線上にアオハルはある♡

 ゴールデンウィークという、日常とは違ったワクワクドキドキ週間。
 にも関わらず、主人公の小瀧(こたき)さんと、その前の席の男子、赤峰愁(あかみね しゅう)君は、日常の延長線上の日々を過ごす(一日10分程度ですが)、……のですが、学校が休みなので、やっぱ非日常なのです!
 なんてったって、赤峰君が脱皮をしてるのですっ!
 こんな姿、他の女子には見せられない!
 だって、赤峰君の魅力に魅せられちゃう★

 『恋は下心、愛は真心』とか言って、恋を下に見る風潮がありますが、私は真っ向から反論します!
 愛はエロいことするじゃん! 『愛する』という言葉自体に、『エロいことする』って意味あんじゃん!
 恋はさー、プラトニックなんだよ! 特に中高生の恋はさ!(もちろん、エロいことする輩《やから》もいるんだろうよ。だが、私の周りにはいなかった。少なくとも私は気付かんかった!)
 ちょっと、手が触れただけで、ドキドキして顔を赤らめるような、ピュアな恋♡
 この物語は、そんな純粋無垢な『"愛"よりも上質な"恋"』に至るまでのピュアピュアなお話なのです。
 告白の瞬間(とき)には、カルピスソーダを手渡しながら、想いを告げて頂きたい。(炭酸飲料なので、振らないで💔)
 同じ炭酸飲料でも、コ○・コーラとかだと、色々と台無しです。
 そこは、甘酸っぱさを秘めた飲み物でないと!

 ところで私の心のダイアリーには、このようなアオハルエピソードは、一行たりともないのだが?

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