走るのは凶器か?狂気か?展開から目が離せないサスペンス・ホラー

認知症の老人を乗せた介護タクシーの女性ドライバーが謎の黒い車に高速道路をあおり運転され続けるお話。

――黒い車を運転するのは誰か?

話が展開されていく中で、さらに予想外の展開もされるのが、秀逸でした。

作者さまの作品、2作目を読ませていただきました。
前作『屍介護』がとてもおもしろかったので、そうそう越えられることはないんじゃないかなと思っていたのですが、その期待は裏切られ、本当におもしろい作品でした。

すでに書籍化されていますが、映画化もされたらいいのに、と。
KADOKAWAさまにはお願いしたいレベルでおもしろかったです!

みなさまに、おすすめです。

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