優しくそして傷つけあう、鬼か人か…

なんとなくおもしろそうと思って読み始めたこちらの作品

すぐに引き込まれてしまいました

心優しい燕の篭は死の直前に
病で死を待つ若者に乗り移ります

その若者、十馬は鬼か人か…またその狭間で自分がどちらなのか分からずにいる
そんなふうに感じました

この十馬(篭)に弟、宋十郎や豪快な僧、孔蔵が合流して十馬の病を治す(魔を払う)旅に出ます

十馬の力を狙うものや謎の忍びに追われ
手に汗握る剣戟シーンの素晴らしさは本当に秀逸です
自分も時代物を書いてるのですが真田様の剣戟描写の才能が本当に羨ましいです(*´ 艸`)

登場人物みながなにか心に傷を抱え
他人に優しくしたいけどその方法が分からないで戸惑っている

そんなふうに感じます

本当に素晴らしい作品と巡り会ってしまった~~~
正直私はカクヨムNO.1の作品だと思います😊


ロスが怖くて残り7話を残してまだ読めてません
でも篭ちゃんと十馬のラストをきちんと見届けたいです



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