呪いエスプレッソ

主人公　篠崎　明はゴールデンウイークの前日、殺人事件に巻き込まれ、
命こそ助かったものの、それがきっかけで『呪い』を受けてしまった。
呪いで太陽に当たることが出来ない篠崎は、コンビニバイトの先輩でもある霊能者を名乗る胡散臭い男、田原　晃平に助けを求める。

田原はタバコの墨で×を描くと「人は×と言う形を見ると、そこには寄ってはいけないものだと感じる。　それが呪いだ」と説明をし、
その呪いは、フロイトに怒りをぶつけたユングが雷を降らせてみせたように『超心理をも齎す』と説明した。
そして田原はそんなユングを「サイコパス」だと言い払い、そして今、篠崎達が住む街『越谷』にはエスプレッソのように呪いが凝縮していると語った。

これは殺人事件をきっかけに、呪いの存在を知ってしまった篠崎の周りに巻き起こる…続きを読む